1.GIFとJPEG
GIF形式(72.1kb) | JPEG形式(37.5kb) |
表示は殆ど変わりませんが、ファイルサイズは全然違います。
(16kbというのは間違いです。すみません。)
GIF形式では256色しか使わないため、微妙な色調を出すには、
より多くのデータが必要になるのでファイルが大きくなります。
例えて言うならば、GIFはクレヨンが限られた色しかないので、
自分の思う色を出すのに点描する感じです。とっても手間が掛
かります。
それに比べJPEGはあらかじめ絵の具を混ぜて自分の思う色を
作ってからキャンバスに塗るので手間が掛からないということで
す。
ところが同じ色で広い範囲を塗る場合、一本のクレヨンでひたすら
塗るので、そんなに手間が掛かりません。(GIF)
GIFは色数の少ないイラストなどに適した形式です。
アニメーション効果や透過色を使う場合はGIFを使います。
写真やグラデーションのかかった画像の場合はJPEGの方が適し
ています。
インターレースGIFと同じ効果をJPEGで出す場合はプログレッシブ
JPEGを使います。
2.表示の大きさ
サーバに保存されている画像 | 表示と同じ大きさにした画像 (gif) |
表示と同じ大きさにした画像 (jpeg) |
11.2kb |
3.5kb |
2.9kb グラデーションが掛かっているのでGIfより軽い。 |
5.3kb |
1.7kb |
4.3kb アニメ効果は付きません |
5.8kb |
3.0kb |
3.9kb |
3.3kb |
3.1kb |
4.1kb |
合計25.6kb | 合計11.3kb | 合計14.2kb |
いくら画面の表示を小さくしても、サーバに置いてある画像が大きいと、
読み込みにはそれなりの時間が掛かります。
画像を表示する大きさにしてからサーバに置くとファイルは小さくなって
いるので読み込み時間は短縮されます。
一番上のバーナはややグラデーションが掛かっているので、JPEGの
方が僅かですが軽いようです。
1と2の処理で(72.1+25.6)−(37.5+11.3)=48.9kb
48.9/111=44.1%軽量化できます。
3.おまけ
GIF形式4.7KB | JPEG形式10.6KB |
色数の少ない画像の場合は、GIF形式の方が軽くなります。
(ペイントで描いたビットマップ画像をそのままGIFとJPEGに
変換したものです。)