Topyears航海日誌2010/2010年8月29日

2010ハウステンボスカップの2

今回はレース中の画像はありませぬ
それなりにレースに集中していたもので、、、(^-^;)

帰りの回航の様子です。
帰りもシロクジラさんに乗っております。




本部艇に「お世話になりました」を
言ってから行きと同じコースを帰ります。
潮止まりをちょっとばかり過ぎておりますが
連れ潮なので問題なくヒラリ …\・(…'')…ノ……………÷ 通過♪
またしても後発のウミスズメ2号に抜かれました
近寄ってきて手なぞ振っております。
畜生メ
行きほどのスピード差はなく1knotほどでしょうか
そんでもズンズン先に行きます。
@あたり
Aあたりでアルファルドとタカネにも抜かれました。
その後はシルフィードとHOYOが続いているようですが
視認は出来ません
なにやら前方の雲行きが怪しくなってきました。
降水確率が70%超えていたので
その雨雲でしょうか、、、(;^_^A アセアセ
B辺りです
小角力を過ぎると
後方まで真っ黒な雲に覆われ
雨もポツポツ降り始めました
慌ててカッパを着用
C辺り
雨がザーっと降っているのが見えます。
C辺り
この頃はコーヒーを飲みながら余裕をかましておりますが、、、
この後大変なことになってしまいました。
寒冷前線の通過で猛烈な雨が降り始め
視界はせいぜい50m
慌ててライフジャケット着用
減速し、GPSで位置を確認しながら向かう角度を
伝えてもらって操船していましたが
メガネに雨が付くせいでコンパスも見えなくなりました。
しかたなく、合羽を着ていない2人に出てきてもらい
コンパスを読んでもらって操船
そのうちに1mぐらいしか離れていないのに
方向を指示してもらう声さえ聞こえなくなりました。
その上、周り中落雷だらけ('-'*)コワイヨコワイヨ
身振りで方向を指示してもらって
3人ともびしょぬれでどうにか脱出できましたホッ(-。-;)
D辺りです。
時間にして30分か1時間ぐらいだったでしょうか
死ぬかと思いました。
ようやく嵐を抜けた頃
伊王島の方向に虹がうっすらと見えております
この後、ハーバーへ無事を連絡。
ほかの船も無事のようです。
後発のHOYOとシルフィードは大瀬戸に避難していたようです。
まだ時々前と後ろで雷様がピカピカしておりますが
夕陽がとってもキレイでした
E辺り
もうじきハーバーに着きます
ダイヤモンドヘッド(福田崎)がくっきり見えてきたので一安心





兎に角ひどい回航でした
無事に着けたことを海の神様に感謝


助かったぁ!!





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