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ながさき阿蘭陀年「日蘭まつり」

平成12年7月1日(土)〜10月1日(日)

日蘭まつり

出島伝統芸能館の踊り広場で、「日蘭まつり」が催されました。
7月1日から10月1日までの3ヶ月間、ほとんどの土・日・祝日に
長崎県内各地(65町村86団体)の郷土芸能が続々と登場しました。



◆◇◆ 観覧記 ◆◇◆

【7月2日(日)】

 初日(7月1日)にはいけませんでしたが、2日目に時間がとれたので、三井楽町の「オーモンデー」と野母崎町の「樺島ハイヤ節」を見に行くことができました。
 オーモンデーは厳粛な感じで、樺島ハイヤ節はユーモラス。どちらも、モッテコイ(アンコール)がかかっていました。

オーモンデ(H12.7.2撮影)
H12.7.2 オーモンデ(三井楽町)
オーモンデ(H12.7.2撮影)
H12.7.2 樺島ハイヤ節(野母崎町)


【7月8日(土)】

 壱州荒海太鼓(勝本町)、先踊(北有馬町)、吉無田獅子舞(長与町)を見てきました。壱州荒海太鼓は、わりと最近生まれた太鼓なので、見せる要素が感じられました。
 先踊は、派手な太鼓の後なので、ちょっと損をした感じでした。
 吉無田獅子舞は、長崎くんちの玉園町のだしものとしても有名で、くんち同様「ヨイヤー」「モッテコイ」のかけ声がかかっていました。(もちろん私もかけました:-)

壱州荒海太(H12.7.8撮影)
H12.7.8 壱州荒海太鼓(勝本町)
吉無田獅子舞(H12.7.8撮影)
H12.7.8 吉無田獅子舞(長与町)
先踊(H12.7.8撮影)
H12.7.8 先踊(北有馬町)

【7月9日(日)】

 この日は「鳥刺し」が目当てでいきました。同じような考えの人が多いのか、満席でした。テレビでちらっとは見たことがありましたが、いやー、おもしろい!やっぱり、必見でした。
 島原不知火太鼓は、真ん中の大きな太鼓の音がずしんと胸に響きました。

島原不知火太鼓(H12.7.9撮影)
H12.7.9 島原不知火太鼓(島原市)
鳥刺し(H12.7.9撮影)
H12.7.9 鳥刺し(国見町)

【7月22日(土)】

 ちょうど同じ日にペーロン大会が松ヶ枝で開かれていたせいか、ちょっぴり閑散とした客席でした。
 壱岐神楽は、きちんと演じれば8時間かかりものから4つの演目をピックアップしての約30分間の上演でした。なかなか見れないものが見れて興味津々でしたが、実際の神社の拝殿を模してしいてある畳の枚数が少なくて、もう少し広々として上演してもよかったのかな〜なんて思ってしまいました。あと、バックに祭壇がもうけてあるせいか、神様にささげる神楽なので、祭壇を向いた場面がおおく、なかなかシャッターチャンスがなく、これもちょいと残念。
 深江町ののぞきからくりは、年輩の方には懐かしいものなのでしょうが、独特の節回しは、私には新鮮かつ不思議なものでした。本当は覗き窓から中を覗いて見るものなんでしょうが、多くの人がみえるようにと、装置のふたをはずしての上演でした。ちょいと緊張したのか、ところどころ間違えたりで、それがまた、味があってよかったような気もします。

壱岐神楽(H12.7.22撮影)
H12.7.22 壱岐神楽(芦辺町)
のぞきからくり(H12.7.22影)
H12.7.22 のぞきからくり(深江町)
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