インターハイ3回戦
2002年8月4日(日)

『長崎新聞』より



『茨城新聞』より

土浦日大3年・岡田優介選手
(開会式での選手宣誓)
3回戦 vs長崎東

男子の土浦日大は優勝候補の一角。
全日本ジュニア代表のポイントゲッター岡田優介を擁し、3度目の優勝を狙う。

       ◆大声援味方、会心の勝利・土浦日大
 地元の大声援を味方につけた土浦日大が、岡田優介主将(3年)の活躍などで粘る長崎東(長崎)を100―76で振り切り、順当に8強に駒を進めた。

 序盤は全日本ジュニア代表・岡田の3点シュートなどでリズムをつかみ着実に加点、前半を46―42で折り返した。しかし、後半に入ると長崎東も速攻、ミドルシュートなどで応戦。第3クオーター中盤に同点とされると、その後は一進一退の展開に。勝利の行方は最後まで分からないかと思われた。

 5点リードで迎えた第4クオーター。土浦日大の攻撃が爆発した。立ち上がりは1点差まで詰められたが、選手たちに焦りはなかった。残り7分での岡田の3点シュートを皮切りに、残り時間3分までに23得点を奪う猛攻で一気に試合を決めた。岡田は最終クオーターだけで17得点、この試合では55得点をマークする見事な活躍で、満員の会場を魅了した。

 試合後、佐藤豊コーチ(55)は「ゲームプラン通りの会心の勝ち方。うちにはエースがいるから、最後の最後にはやってくれる」と、頼れる主将の活躍に満足そうだった。

 次の準々決勝の相手は弘前実(青森)。「これからは気力」と佐藤コーチが話せば、岡田も「初戦よりみんな動きが良くなってきたが、まだまだ完全ではない。自分も無駄なシュートがあった」と、次の試合に気を引き締めていた。


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